幸運のネックレス

最近はるくんは、毎日お弁当を残して帰ってきます。
というか、ほとんど食べていない状態。

どうしてお弁当を残すのかと聞くと、「リリリーンと(授業が始まるベルが)なっちゃったから」だとか。

こちらの学校のランチタイムは、日本のように教室でみんなで座って一斉にいただきます&ごちそうさまをするわけじゃなくて、各自外(校庭)でお弁当を食べています。座る場所も決まっているわけじゃなく、適当に地べたに座るか、ベンチに座るかして食べます。

で、食べ終わり次第お昼の遊び時間になるので、遊びたい気持ちに負けてしまい、お弁当を全部食べずに遊び始めてしまう子も多いようです。

もともと食べるのも遅いはるくん。基本的にその遅い理由も周りのことに気が散ってしまって遅いので、「遊び」を目の前にしたら、そりゃもう遅いに決まってます。

そんな誘惑たっぷりの状況が悪いのですが、毎度ほとんど手を付けない状態が続いてきたので、これは改善せねばということになりました。

まずは、パパより「せっかくママが朝早く起きてはるくんのためにお弁当を作っているのだから食べないのはだめだ」と「ママが頑張って作っているのに残すな」とうことを強調して説教しましたが効果なし。

ママからも朝学校にいく前に何度も「今日は全部じゃなくても、できるだけ沢山食べてきてね。」と「全部じゃなくてもよいからできるだけ」ということで念を押されてもだめ。

今日お弁当を残したら、お尻ペンペンするよとパパに言われ、それでも残してきて結局たっぷり怒られても次の日もまた残す。

それじゃ、毎日のお楽しみを制限するってことで、お弁当を残してきた日は、おやつもテレビもなし!ということにしても、これまた効果なし。

ムチでだめならアメを…ということで、残さず食べたらチョコレートでもアイスクリームでも好きなものなんでも買ってあげるって約束しても、これもダメ。

これは、もう食べるようになるまで仕方ないと思っていました。

ところで、あることをきっかけに、急に全部食べれるようになったのです!

それは…

これが幸運のネックレス!
これが幸運のネックレス!

はるが紙でネックレスを作っていたので、私のネックレスをひとつあげました。
そのネックレスは、いとこに貰ったもので幸運をよぶネックレスか何かだったので、はるにあげるときに「このネックレスをするとすごくいい子になれるし、いいことが沢山あるんだよ!」と言って。

次の日、学校に迎えに行くと「お弁当全部食べたんだよ!」とうれしそうに言うはるくん。
どうして?と聞くと、ネックレスのおかげに決まってるじゃん!とのこと。

この日は、たっぷりおやつを与えて、おおいにほめてあげ、そして ネックレスはすごいということを強調しまくった結果、次の日も、その次の日も学校にネックレスをして行き、お弁当をちゃんと食べてくるようになりました。

いくら怒っても、ご褒美でつってもだめだったことが、こんなことで解決するとは…。

子育ては難しい!

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