▲長さ30センチのチョコレート。520ドルなり。
明日にクリスマスを控えたクリスマスイブの夕方、家に帰ってみるとラテがまたやっちゃってくれました。
クリスマスに隣のクロアチアのおばちゃんにあげようと思っていたチョコレート(9ドル)を食べてしまったんです。しかも、箱を食いちぎって!
2年前のちょうどクリスマスの頃にも、クリスマスをカウントダウンするようになっているクリスマスチョコレートを留守の間に食べてしまい、急遽動物病院に行き一日入院したことがあり、今回で2度目。
しかも、前回はミルクチョコレートだったのに、今回はダークチョコレート。でもって、量も半端じゃない!
犬ってチョコレート食べるとチョコレート中毒になり死んでしまう事もあるんです。
今回ラテの食べた量はギリギリ致死量に当てはまる60g(犬の体重1kgあたりの致死量は、250~500mgといわれており、これは製菓用のチョコレートでは20~40g)。
急いで救急の動物病院に電話してみましたが、電話が通じない!テープで流れていた留守電に入っていた別の電話番号にかけても通じない。なにしろ、今日はクリスマスイブでしかも夜7時。
クリスマスはスーパーもクローズしてしまうぐらいで、ほぼどこの店もやってないし、基本的にニュージーランドの店は5時ぐらいで閉まってしまうので、エマージェンシー対応でもやってない可能性もある。
とにかく、そのエマージェンシーの動物病院は家からそんなに遠くないので、念のため電話帳を持って急いで動物病院に向かいました。
到着する、扉には「Closed」の張り紙が…。別の地区のエマージェンシーの病院の番号が書いてありましす。各地区エマージェンシーの動物病院は1件づつしかないので、ここがだめなら偉い遠くまでいかないといけません。
と、よくみると電気がついているのでとりあえずノック。すると、出てきました!
というか、たぶんここは7時から営業で、まだ7時半ぐらいだったので準備できてなかっただけだな〜、たぶん。特に今日はやる気はないだろうし。
とりあえず病院が開いていて一山クリア。
持って来たチョコレートの残骸を見せて、早速ラテは処置台にて履かせるための注射をされ、先生の予告通り3分後に嘔吐が始まりました。中からたっぷりチョコレートが出てきます。だいたい出切ったところで、吐き止めの注射をして嘔吐完了。
こんなに簡単に吐く吐かないを調整できるんですね。
たっぷりチョコレートを吐いたとは言え、まだまだ食べた量には到底およばず、本日も入院決定。
点滴をうって、ケージに入れられてクリスマスを迎える事に。
次の朝、一応無事帰宅できたラテ。
そして、510.30ドルの領収書と一緒に…。
クリスマス後のBoxing dayにニュージーランドは一斉に大セールになるので、薄型テレビかっちゃう〜!とちょっと盛り上がっていた我が家のクリスマスプレゼントは、このチョコレートによって消えました。
そうそう、クリスマスの日ラテを迎えに行った時、病院は結構混んでいたようで、ハリネズミを食べてしまった犬も来ていたそうな。口のまわり、口の中、ハリネズミの針だらけだったそうです。かわいそうに。(旦那さん談)